MINI R55 R56 R57 R60 エンジン異音 チェーンテンショナー交換 エンジン不調

エクスガレージの幸田です。

R56系ミニですが(R60含む)、冷感時にエンジンからガラガラ音がすると言って、点検に来店されるお客様が多いです。

走行中にテンショナーの不良で、タイミングチェーンがズレて走行不能、もしくはエンジン不調になる事があります。

初年度登録が2007年~2013年までの車両はチェーンテンショナーの部品の確認と、締め付けトルクの確認を必ずしなければなりません。

チェーンテンショナーは3種類あります。



右から1.2.3.です。

1、2007年~製造の車両 テンショナーのテンションが弱く、ストロークが短い。

2、対策品として品番変更されたテンショナー(テンショナー頭に丸い穴が開いている) テンショナーのテンションが強くなったが、ストロークは短い。 残念ながら対策はされましたが、不十分でした。

3、さらに対策品、テンションが強くなり、ストロークも長い。

初代のテンショナーの力はものすごく弱いです。指の力でも簡単に縮んでしまいます。 特にこのテンショナーが付いている車両はエンジントラブルが多発しています。

実はテンショナーのガスケットも対策品に変わっています。

こちらが新品番です。

以前、一部車体番号の車両で、新車からのチェーンテンショナー締め付けトルクが弱く、ガスケットを交換して増し締めするというサービスキャンペーンが出ていました。(サービスマニュアルでも締め付けトルクが変更されています)

しかも現在、ガスケット形状(湾曲した桜のような形のガスケット)も悪く、さらに品番変更されております。

2世代目のMINIは必ずチェーンテンショナーとガスケットの確認、および締め付けトルクの確認が必ず必要です。

点検したことのない方や、中古で購入されて分からない方はご連絡ください。

当店のチェーンテンショナーは対策後のBMW正規品ですのでご安心ください。

すぐにチェックいたします。

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