MINI R55 R56 R60 マフラーから白煙 オイル消費大 オイル下がりについて

エクスガレージの幸田です。

最近、多発している2世代目MINIのオイル下がりの修理ですが、他府県からも沢山のご予約をいただいております。

エンジンオイルの交換サイクルによっては、6~7万キロぐらいからオイル下がりが始まり、マフラーから白煙が出てエンジンオイルの消費が大きくなります。

外したステムシールですが、左の新品に対して右のステムシールは経年劣化でバルブ穴が開いてしまっています(ゴムの部分です)。

カチカチになっていて、弾力が無くなっています。劣化が酷いものはヒビ割れしています。

タイヤでも古くなってくるとひび割れしていますよね?

こうなるとオイル下がり用の添加剤を入れてもほとんど意味はないです。

 

燃焼室内の負圧でオイルが吸い込まれて白煙の原因になります、交換の必要があります。

チェーンガイドとチェーンテンショナーも同時交換をお勧めしています。

チェーンテンショナーが破損しておりました。

テンショナーの先端はオイルジェットになっていて適切な張りを維持するのと、チェーンとチェーンガイドを冷却する重要なパーツです。

このまま走行しているとエンジン破損に繋がりますので、交換させていただきました。

油圧回路やソレノイドバルブも清掃させていただきます。

走行距離が多くなると、エンジンのタイミングがずれてきますので、アライメントツールで点火時期等を正確に調整致します。

必要のないパーツは交換致しません。

当店は特殊なツールを使用して、エンジンヘッドを脱着せずにオイル下がりの修理が出来ますのでヘッド脱着に比べ、修理費用が安いです。

特にR系MINIは、数多くの修理実績があります。

 

気になる方は電話でもメールでも結構ですのでご連絡ください。

一度ご来店していただき、40分~1時間ほどの診断させていただきます。

よろしくお願いします!