F系のBMW MINI  トランスミッション”車両動き出し注意”の警告の修理

エクスガレージの幸田です。

立て続けにご入庫されました、トランスミッション異常の警告。

車両動き出し注意の警告、修理のご案内です。

F系のBMWやMINIによく発生する症状で、ATのシフトノブの内部スプリングの破損により、

車両がシフトの”パーキング”の位置を認識できなくなる症状です。

シフトノブをパーキングに入れても、車両側は認識しないために始動時など毎回、警告してきます。

メーターパネルがパーキングの位置を認識していないだけで、走行には全く問題はありません。

ほとんどがシフトソレノイドの内部スプリングの破損ですので、部品を交換することで改善します。

登録から5年以上経過したF系、前期のMINIとBMWの2シリーズのご入庫が多いです。

FFのBMWとMINIは、シャーシや部品などが共通なので、不具合も同じことが多いですね。

今回は、MINIのF56のJCWとF55が入庫されました。

まず、ディフェクトメモリーを確認します。

シフトソレノイドを分解するために、センターコンソールを取り外します。

純正より太いスプリングに交換します。

警告灯が消えたことを確認します。

診断機を繋ぎますので、すべてのコントロールユニットの状態を確認します(緑が正常)

この時、今回の内容と違う故障コードが見つかる場合があります(エンジンのセンサー異常など)

定期的な診断機のチェックで、大きな故障の予防になる場合もあります。

いつでもお申し付けください。

同時にエアコンの効きが悪い気がするというご依頼でしたので、

ガスのチェックとクリーニングを実施しました(スナップオンPS134PRO)

エバポレーター温度が2度まで下がり、めちゃめちゃ効くようになりました。

喜んでいただけてよかったです。

ありがとうございました!!

 

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