BMW/MINI R55 R56 R60 エンジン不調 オイルプレッシャーコントロールバルブ不良 関西 大阪 宝塚市

宝塚市のお客様で、R56クーパーSのエンジン不調の診断をしました。

後期のR56クーパーSはN18エンジンです(前期はN14エンジン)

症状は慢性的なエンジンハンチング。

症状を確認し、エンジンオイル/クーラント量を確認。

その後、ISTA/D診断になります。

たまにあるディフェクトメモリーです。

後期型のR56のエンジンは、燃費改善対策として特性マップ制御式オイルポンプが装備されており、

タイミングチェーン駆動のオイルポンプのオイル流量を最適化するバルブが、オイルパン内部に取り付けられております。

ソレノイドバルブを駆動するには当然、電源が必要な為、オイルパン内部に配線/カプラーがあります。

高熱のオイル内に配線とカプラー浸かっていますので、オイル漏れや配線抵抗の増大が起こる場合が多いです。

この事にメーカーも気づいていて、数年前にサービスキャンペーンが出ておりました。

この車両は以前にディーラーで配線の処置をしており、DMEまでの配線抵抗に異常は見られない為、コントロールバルブ交換となりました。

作動不良のコントロールバルブです、電源を入れても固着して動きませんでした。

こちらが新しいコントロールバルブです。

 

交換後、エンジンの調子は改善されました。

あまり起こらない症状ですが、不調が改善して良かったです。

BMW/MINIの事は、お気軽にご相談ください。

エクスガレージの幸田でした。