BMW/MINI FRM(フットウェルモジュール)の修理

エクスガレージの幸田です。

BMW/MINIのライトを制御するコントロールユニット、FRM(フットウェルモジュール)

何年も前からBMW/MINIのE系やR系で頻発している不具合で、バッテリー交換時やOBDカブラーから車両情報を呼び出す時に、電圧変化で故障が発生します。

 

気を付けていても、上記の作業中にまれに発生します。

●ヘッドライトが点灯したまま

●ウインカー不動

●パワーウインドウ不動、などなど

故障した瞬間から、公道で走れない車になります。

 

現在、このFRMが世界的に不足しているようで、ディーラーでもR系のMINIの診断はFRM故障のリスクが伴うため、診断を断るケースもあるようです。

 

診断機でもFRMの呼び出しが不可能になるため、プログラミング/コーディングも出来ません。

MINIのFRM故障は、R56からR60クロスオーバーまで年式関係なく発生します。

じつはFRMは、機械的に故障(ショートや破損)していることは少なく、ほとんどは基盤のデータ欠損によるものです。

EEPROMのメモリーを回復させます。

 

この後、ISTA/Pによるプログラミングと車両適合ですべて改善されました。

上記の症状なら、FRM(フットウェルモジュール)は修理可能です。

R系のMINIもまだまだ勉強することがあります。

 

 

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