BMW/MINI ミニ R55 R56 エンジンかからない CAS交換 プログラミング/コーディング

西宮市よりのご依頼です。

ステアリングロックの警告灯(ELV)が赤く点灯しエンジンが全く掛からないという症状です。

R55 R56には盗難防止用に電子式のステアリングロックが付いています。

イグニッションをONにするとハンドルロックが解除される仕組みです。

このようなELVがステアリングシャフトに取り付けられています。

CASというユニットと通信しており、CASがロック/アンロックの信号を送ります。

ELVが作動不良などで動かない場合、CASの内部カウンターが働き、一定回数に達するとエンジンをかからなくします。診断機で内部カウンターをリセットすればかかる場合もあります。

このELVモーターが故障して動かない場合と、CASが故障して解除信号を出せていない場合があります。

ISTA/D診断機で故障メモリーを確認すると、CASの内部故障が入力されておりました。

内部メモリーをリセットして、テスト用のELVモーターと交換して始動テストしましたが、症状は同じです。

CASの故障です。

このユニットが故障するとエンジン始動はおろか、イグニッションONにすらならない場合があります。

フロントダッシュパネルの中にCASがありますので、交換作業は少し大変です。

これらのメインユニットはBMWから納入します。(FAコード等の書き込みが必要です)

2020年バージョンの100A充電器とISTA/Pでプログラミング/コーディングを行います。

パワーウインドウの作動にも慢性的な不具合(動かなくなる)がありました、

念のためFRM(フットウェルモジュール)もプログラミングしました。

ランチテック安定化充電器で、バッテリーはフル充電致します。

気持ちよくエンジン始動、パワーウインドウの症状も改善されました。

 

念のためにテスト走行致します。

最新式のプログラミング対応の100A充電器を導入しました。

ISTA/D診断機も2020最新バージョンになりましたので、年式を問わず診断やBMW/MINIユニット交換が可能です。

ミニの不具合は是非一度、ご相談ください。

 

EXGARAGE 幸田でした。