BMW/MINIクーパーS  R55 R56 エンジン不調 エンジンかからない スラッジ蓄積

エクスガレージの幸田です。

R55 R56のN14エンジンのスラッジの蓄積による始動不良の車両が入庫しました。

最近、すっかりエンジンオーバーホール屋さんになっています。ミニクーパーのR55 R56はオートマの故障やコンピューターなどの電装の故障は少なく感じます。

エンジン廻りのメンテナンスをきっちりしていれば、まだまだ現役で走れます。

今回のN14ターボエンジンはステムシールからのオイル下がりによるスラッジの蓄積でバルブの開閉が悪くなり、圧縮不良を引き起こしました。


完全にエンジンがかかりません、ヘッドをオーバーホールと洗浄し、ステムシールなどの消耗品を交換していきます。

ヘッドを洗浄液に漬け、パーツのカーボンを一つ一つクリーニングしていきます。

全てのカーボンを除去し、オイルラインを洗浄後にバルブのすり合わせを行います。 エンジンのバルブのすり合わせ作業は、エンジンの圧縮バランスを左右する重要な作業です。

ストレートエッジでヘッドの水平測定を行い、100分の4ミリ誤差で合格ラインです。

ステムシールを交換し、チェーンやチェーンガイドも同時に交換して組み上げました。

エンジンは一発始動!驚くほどレスポンス良くふけあがるようになりました。

ミニ R56 R55 のことは何でもエクスガレージにご相談ください。