BMW/MINI インジェクター超音波洗浄でレスポンス復活

エクスガレージです。

前回のブログ、ウォルナットブラスターを使用した、インテークポートのカーボン除去の作業の続きです。

MINIの直噴エンジンのカーボン蓄積による不調や燃費の悪化を改善するために、BMW純正のブラスターマシンを使用し、インテークポートのカーボン除去を実施しました。

更にインジェクターノズルを洗浄し、インジェクター内部も洗浄すれば新車時の様なレスポンスを体感できました。

インジェクターの先端のノズルから超高圧のガスが、霧状に噴射されるイメージです。

直噴エンジンの場合インジェクターは、燃焼室内部で高温/燃焼/圧縮にさらされ、カーボンの影響を強く受けます。

更に燃焼室内の高圧インジェクターはインテークマニホールド内噴射より、素早く正確に燃料を噴射しなければなりません。

ある程度の汚れは当然ですが、先端のノズルが詰まると霧状に噴射できなくなり、燃費の悪化やエンジン不調になります。

メーカーは精密機器のインジェクターの先端を、直接ブラシやパーツクリーナーで清掃することは認めておらず、触れてもいけません。

 

そこで強力な超音波洗浄機を導入しました。

専用のカーボン除去剤の溶液で超音波洗浄を実施します。

ノズルに触れる事なく、カーボンを完全に溶かすことが出来ました。

噴射口まではっきりと分かります。

先端のテフロンリングは必ず交換する必要があります。

それらすべてを組み終えると

仕上げはインジェクター内部と燃焼室内の洗浄です。

 

リキモリ社のジェットクリーンです。

ガソリンをベースにした専用の洗浄剤のみでエンジンを掛けます(約30分)

 

①インテークポートのカーボンの除去

②インジェクター超音波洗浄(インジェクターノズルの洗浄)

③リキモリジェットクリーン(インジェクター内部/燃焼室/高圧ポンプ内部洗浄)

この作業の組み合わせが最適解と考えます。

新車時のレスポンス復活です。

 

気になる方はお問い合わせください。

エクスガレージでした。