エアコンサービスステーション スナップオン PS134PRO 導入しました。

エクスガレージです。
今年もBMW/MINIには厳しい季節、夏がやってきますね。
新しい全自動エアコンマシンを導入しましたのでご紹介します。
ハイブリッドにも対応していて配管洗浄のできる高性能な機械を導入いたしました。
特に製造から10年以上のR系MINIは、エアコンガスの補充作業だけではなく、
ガス漏れによるコンデンサーの交換や、
(ラジエターの手前に取付けされていますので、飛び石でガス漏れが起こる事が多いです)
エアコンコンプレッサーの交換が増えて来ました。
(マグネットクラッチや内部の故障など)
これらの作業時に、故障したコンプレッサーの鉄粉や、汚れたコンプレッサーオイルを取り除く必要があります。
今回導入したのは、スナップオンのPS134 PROです。
BMW純正機種と悩みましたが、配管内の超音波洗浄機能や信頼性の高い日本製などの理由でこちらを選択。
最高レベル99.99%のフロンガス高純度再生能力があります(水分、酸分、不純物などを取り除きます)
エアコンの修理時に配管洗浄を行うことが出来ます(パルス洗浄)
配管内に残った古いオイルも綺麗に取り除き、全自動で補充。
早速、R60クロスオーバーでテストしてみました。
体感では、少し冷えが弱いかな~。という感じです。
ガス再生前のエバポレーター温度は、6.5度です。
エバポレーター温度とは?
分かりやすく説明すると、液体の冷媒がエキスパンションバルブというノズルで噴射され、気化する過程でエバポレーターを通過するブロアの風を冷やします。
つまりエバポレーター温度がこの車両の冷風の限界温度です。(吹き出し口温度は6.5度~という事になります)
ラベルを確認し、ガス量は460グラムに設定。
PS134PROの自動再生を実施しました。
基準量が460グラムに対して、回収量が310グラム。
150グラム不足していたようです。
施工が終わると、3.7度まで冷えました。(吹き出し口温度は3.7度~)
エバポレーター温度が6.5度から3.7度に!
すごく冷えるようになりました!
これはお勧めです!
新車時でもガス量が少ない車両もありました。
定期的にエアコン冷媒量のチェックと再生をお勧めします。
高純度な再生と不純物の除去、正確なガス量と新しいコンプレッサーオイルで、快適な夏をお過ごしください。
ご連絡お待ちしております。
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