MINI R56 JCW エンジンかからない⇒クラッチ交換

エクスガレージの幸田です。

エンジンが掛からなくなったR56 JCWが入庫しました。

ユーザー様曰く、クラッチペダルが半分ぐらいしか踏めなくなった。

ミッションのクラッチペダルが奥まで踏めないので、コンピューターがスターターモーターの許可信号を出しません。

クラッチのレリーズフォークが折れている場合の症状です。

ユーザー様のご希望で、同時にクラッチ交換作業を行います。

予想通り金属疲労でレリーズレバーが折れていました。

純正品に交換です。

R56のクーパーSはダブルマスフライホイールを採用しております。

エンジンのからの振動などが直接ミッションに伝わらないようにダンパーが内蔵されています。

内部のダンパーが劣化してくると異音の原因になります。

ダブルマスフライホイールを交換せずにクラッチ交換のみを行なった場合、異音は特に大きくなります。

MINI フライホイール異音

このような場合は、同時交換をおすすめします。

 

社外品の強化クラッチセット(軽量フライホイール付き)の中には、エンジンアライメント調整が不可能になる商品もありますので注意が必要です。

今後、チェーンガイド/テンショナー/オイル下がり(白煙)等のO/H修理が出来なくなってしまいます。

 

強化クラッチ交換を希望される場合は、当店にご相談ください。