
E60 525i ヘッドライトバルブ交換。
昨夜、お客様より質問をいただきました。
BMW E60のヘッドライトの片側が赤くなっているいるのはなぜ?
分かりますでしょうか? 右のヘッドライトだけ赤く変色しています。
キセノンバルブが寿命などで切れかかると、このような症状になります。
” おそらく近いうちに右のバルブが点灯しなくなります ”
とお伝えしたところ、次の日に点灯しなくなりました。
どうせなら外品の明るい白色キセノンバルブにしてほしい!というお客様の要望がありました。
登録月が平成17年6月。
適合を調べてみるとD2S。
メーカーによってD1Sであったり、D2Sであったり。
BMWでたまにあることですが、前期から後期の入れ替わり付近でパーツが混在していて、実際に現物で確認してみないと分からない事があります。
ということで、
現物で確認。
E60のヘッドライトは上からボルト4本で固定されています。
そのうち2本、ヘッドライト本体の裏の下のほうで、少し見つけにくいですが、
2回転ほど緩めるだけでスライド式にヘッドライトが外れます。
外すと落下しやすいので注意して下さい。
それと、グリルの上からバンパーを止めているボルトがありますので取り外して下さい。
そうすることによって、ヘッドライトが外しやすくなります。
問題はD1SかD2Sです。ヘッドライト上部にはD1S/D2Sと両方表記されているため、分かりません。
BELLOFなら、D1Sはバルブの後ろにバラストが固定されているため、左右で4万円
D2Sはバルブ単体で交換可能なので、左右で1万円
全然値段が違います!
バラストが固定されている、D1Sでした。
やはり、適合表は違いました。 現物を確認するのが良いですね。
さすがBELOFF!かなり明るくなりました。
昼間でも明るく感じます!そして白い!
あと、ヘッドライトを取り外すと光軸がズレますので調整が必要です。
ヘッドライトの上部で6ミリのヘックス(六角レンチ)で調整します。
車両内側が上下の調整。 外側が左右の調整になります。
ヘッドライト取り外す前に壁やシャッターに光を当てて、光軸のカットオフラインにテープで目印を付けると、作業前とズレませんので参考にして下さい。
さらにレーダーとドラレコを取付けてほしいと要望が。
はい!喜んで(笑)
アクセサリー電源をCASというハンドル左下にあるユニットから取っている方が多くいます。簡単に電源を取ることができますが、長い目でみるとユニット破損に繋がったりする可能性があるためNGです。
CASが破損するとエンジンがかからなくなります。キーONにすらならなくなる場合もあります。
当店では、きちんとした場所から電源を取ります。
何年たってもE60はかっこいいですね。
ご来店ありがとうございました。
車中泊の注意点。
2月3日、神戸から車で石川県に行ってきました。
大雪が予想されたため、福井県を通過するとき、運転はかなり緊張して安全運転を心がけました。
福井は記録的な大雪で、積雪が139センチも。
国道8号線で車1500台が立ち往生。
寒い車の中で過ごすのは大変な状況となっています。
そのような時、気をつけていただきたいのが一酸化炭素中毒です。
JAFによるテストでは、クルマの周囲を雪で埋めて、ボンネットの上まで雪を被せた状態で、エアコンを外気導入にして車内のCO濃度を検証しました。
すると、排ガスが車体の下側に溜まり、エアコンの外気導入口を伝って排ガスが車内に吸い込まれていくことが確認できました。 車内のCO濃度をガス検知器で測定すると、16分後にCO濃度は400ppmに上昇し、その後6分で1,000ppmに達しました。
この数値は、身体への影響が「3時間ほどで致死」という、非常に危険な状態にあることを意味します。
また、エアコンを内気循環にしても、車体の隙間などから排ガスが車内に入る危険性があります。 エンジンの排気ガスには一酸化炭素(CO)が含まれていて、一酸化炭素は空気より軽く、無色、無臭の気体です。そのため発生に気付かないことが多く、危険の察知が非常に難しい有毒ガスです。
車のマフラーには、一酸化炭素などの有害物質が発生しないように触媒が取り付けられていますが、外気温の低い状態が続くと熱を必要とする触媒が正しく機能しなくなる可能性があります。
雪の中の車中泊でエンジンをかけっ放しは非常に危険ですので止めてください。
また、周りの車がエンジンを掛けっぱなしのときは、少し離れた所に駐車した方が良いです。
まだまだ寒い日が続きそうですので、以上のことに注意して車中泊をしましょう。
釣りが趣味の私も、よく車中泊をしますので、気を付けています。
それでは。
以前から気になっていた商品。
クイックジャッキ(QJ)BL-5000SLXという商品です。
このような商品で、今まで持ち運びなど移動が困難だったカーリフトが、手軽に行える商品であります。
持ち運びが容易に行える事から、日本ラリーやサーキットなどでも最近は頻繁に使われるようになりました。
場所を選ばず、リフトアップして整備ができる。
耐荷重も2268㎏までとなっております。
これがあれば、外出先でも足回りなどの作業もジャッキや馬に頼る事無く、安全に行える。
で、当店でも導入することにしました。
これから、強度や使いやすさ、耐久性なども検証してみようと思います。
つづく